1988-05-19 第112回国会 参議院 文教委員会 第11号
この前も申し上げたように、私は教育改革という広範なものを実行に移していくという場合には軽重、本末、緩急、こういったものをよく精選をして出発をしなきゃならぬという私の考え方があるものですから、どうしてもやっぱりこの前の大臣の説明では腑に落ちないんで、もう一回改めてひとつ、多岐にわたる臨教審答申を受けて当法案を提出したのか、重大視するのかという点について御意見を承りたい。
この前も申し上げたように、私は教育改革という広範なものを実行に移していくという場合には軽重、本末、緩急、こういったものをよく精選をして出発をしなきゃならぬという私の考え方があるものですから、どうしてもやっぱりこの前の大臣の説明では腑に落ちないんで、もう一回改めてひとつ、多岐にわたる臨教審答申を受けて当法案を提出したのか、重大視するのかという点について御意見を承りたい。
そこで私は、これを随分内容的に検討してみましたけれども、どう見ましても推進大綱を含めまして文部省が着手したものは、これは非常に軽重本末あるいは緩急の度合い、こういったものに大きな誤りがあるというふうに私は思います。
そんな基本法の問題あたりを出してきて、それはもちろん大前提ですからありますけれども、基本法の中から軽重本末やあるいは順序の問題が臨教審に限って出てきますから、私はそれを言っているわけです。時間がありませんから。 そして着手したものは、私じっと見てみますというと、法律事項にかかわるものか、あるいは国会に報告して審議にかけるものばかりなんですよ。
○安永英雄君 そういうのを軽重本末の重の方に持っていかないとだめですよ。こういった配慮というのがなくて、くだらぬとにかく船に先生乗せちゃって、北方領土へ行って、あそこですよというような、何になりますか。こういうようなことをまず文部省が取り組まなきゃならぬですよ。まあ時間も参りましたので、大臣どうですか。
その中で私は軽重、本末をつけよったところで、これは重箱の隅をつついておるようなものだ。その中で文部大臣がもらってきた予算、もらってきた指摘、そういったものを、これが一番だ、ことしは育英会法を出しておこう、これは通らぬかもしらぬけれども出しておこう、この前はオリンピックのあれを出した、次々にこうやって出してくる。
それぞれそれの目的一つ一つからすればそれはあるかもしれぬけれども、やはりものごとには軽重、本末もあるし、今度の問題の鉄鋼あるいは鋼材あるいはセメントが値上がりしなかなか云々という問題あるいはインフレ対策の一環としてこういったことですぐに私は特に義務教育のこの施設、そういったものに直ちに持ってくる。
こういった軽重本末、緊急の度合いというものを考えてやらなきゃならぬし、今度の予算はほんとうにそういうちぐはぐなものばかりですよ。この点についてどうですか。
その意味におきまして、自衛隊の使命、任務ということには、おのずから軽重本末があると考えるのです。
いろいろ問題はありますけれども、それの問題の中で軽重本末というものをまず考えなければならぬ。軽重本末を考えた場合に、何が一番大事かというと、私は今日業者が消費者から前取りで全部税金をとつておるのに、その税金を大多数の者が、納付できないというようなこの事態を救済する案でなければ、これはどんな案であつても、この点一点で解決する力がなければだめだ。だから税収が多いか少いかよりもこの方が大事だ。
○山本(勝)委員 私は先ほど軽重本末ということを申しましたが、問題の軽重本末を考える前に大切なことは、事実の認識をはつきりすること、事態をありのままに見た上で対策を立てなければ、これは何にもならない。ですから私は事態を見まして——なるほど五割の税を五割きつちり納めておる館もあります。またそういうものが比較的多い地方もある。
○野本委員 この案と直接関係ある問題ではありませんが、実はこの前の國会の閉会まぎわにきわめて多数の厚生省関係の法案が提出されましたときに、私は法案の審議に対する責任を考えますと、軽重本末に序列をつけて、どうしても通さなければならないものだけを通すように持つて行つたらどうかということを申し上げたのでありますが、一氣呵成に、十ぱ一からげというような形に法案の通過したのを思い出すのであります。
しかるにただいまうわさに聞けば、ラジオの放送討論会の方が一体大藏大臣として大切なのであるか、國家政治最高機関であるところのこの國会議員の要求を受けて答弁をされることが軽いことであるか、軽重本末を顛倒しておるようなおそれが、十分あるように感知されてならないのであります。